2009年1月17日土曜日

動物ってすごい

今回、藍はほとんど苦しむ事なく、私たちにも迷惑をかける事なく、一人で
旅立っていった。 うちにいた最後の日、ベッドの下や引き出しの中に
入って身を隠そうとしていた。突然のそのそ出てきたと思うと、廊下の
掃除しやすい所に吐いていた。 猫はとことんまで我慢する。苦しんでいる
所など見られたくないようだ。

先代猫は19才で亡くなったが、最後はもう立つ体力も残っていなかったは
ずなのに、朝、トイレに最後のおしっこがあった。そのおしっこをした後、力
つきたんだろう。
去年、亡くなった友達の猫(5才)も、甘えるのが下手な子だったが、最後の
一週間は異常に甘え、おとなしく爪を切らしたりしていた。息子さんの試合で
東京に行っている間に、ひっそりと亡くなっていた。
死ぬ時をちゃんと考えて、迷惑かけずにいくんだろう。

藍は、小さい頃からすごく用心深く、臆病で神経質な子だった。
自分が普通よりは弱く、鈍くさいことをよくわかっていたようだった。
それだけに、私たちもすごく気をつかい、特別に可愛がってきた。
 
心のどこかで、普通よりは早く別れの時がくるかもしれないと思ってきたので
十分過ぎるくらいの愛情をそそいだ。本当に可愛かった。
だから、もっとああしてやればよかったとか、そういう事は絶対にない。

でも、もう少し待って欲しかった。

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